シティダンク2全日本大会
リーグ戦前半戦レポート
2020.7.20
バスケットボールのスマホアプリである「シティダンク2」で、7月4日(土)から初の全国大会であるシティダンク2全日本大会が開幕しました。
8月29日(土)の決勝に向けて約2ヵ月間の熱い戦いが始まりました。
今回は、7月11日(土)から行われているリーグ戦の前半戦の戦いをレポートしてきます。
圧倒的な強さを見せつけた「Paradox」と「Orthodox」
リーグ戦は東西の予選を勝ち上がった16チームの総当たり戦で行われています。
各チーム8試合ずつを戦った前半戦を8勝0敗の全勝で飾ったのは西日本予選1位通過の「Paradox」です。
東日本予選1位の「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」を含め対戦した相手を圧倒的な力で倒してきました。
「Paradox」は過去大会全てで決勝進出を果たしているチカーノとふぁんでるが組んだチームで現状、最強チームとの呼び声が高いと言えるのではないでしょうか。
試合を見ると「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」との試合はロースコアの展開に、「スルパGFC」との対戦は26-24という壮絶な打ち合いのハイスコアゲームにも対応できる万能型のチームであることが伺えます。
このチームの強さは得点力が分散しているという点があります。
Gキャラクターを操るチカーノとSFルカを主に使うふぁんでるがどちらも得点を取れることで、相手は的を絞りにくくなり、お互いに点を取りやすい状況が生まれています。
さらに、リバウンドはCのPawooNが押さえてしまうので、相手チームからすると攻略が中々難しいチームではないでしょうか。
ゲームの評価点も常に高い数値をたたき出しているので、プレイの安定感も強さの一因となっています。
そして、もう1つ前半戦で強さを見せたのは東日本予選4位通過の「Orthodox」です。
前半戦8試合で7勝1敗という好成績を残しました。
しかも、その1敗は全勝チーム「Paradox」に喫した1敗なので、こちらのチームも強さを発揮したチームです。
このチームの強さはエースapaMENのスコアリング能力です。
多くのチームがスコアラーとしてSFキャラクターを使う中でapaMEN はPF黒澤を操り、毎ゲーム2桁得点を記録しています。
そして、そのapaMENをGキャラを操るメンバーがアシストやルーズボールで、Cキャラを操るメンバーがリバウンドやブロックで支えるというのが「Orthodox」の戦い方です。
バランス良く得点できることが特徴の「Paradox」とエーススコアラーをサポートする「Orthodox」戦い方は対照的ですが、2チームとも好成績で前半戦を終えました。
「Paradox」「Orthodox」が活躍したリーグ戦の前半でしたが、後半戦はどうなっていくのでしょうか。
リーグ戦の順位がプレイオフの鍵を握る!
プレイオフの通過順位は東日本リーグ、西日本リーグそれぞれの順位で決まります。
通過順位が高い程、準決勝までの試合数が少なく敗退の可能性も低くなります。
東日本リーグは前半戦を終わって4勝4敗のチームが「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」「王様達」「Nonsense」「神パスタのワードウルフ」の4チームあります。
この4チームが現在東日本リーグの3位から6位なので、もし3位通過になれば準決勝進出までの試合は2試合、6位になると準決勝進出まで3試合必要になります。
より高い順位でのリーグ戦通過が優勝への近道なので、リーグ戦後半東日本リーグはこの4チームの順位争いに注目です。
「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」「Nonsense」は他3チームとの直接対決が2試合残っているので、この直接対決に勝つことができれば優位に立つことができるかもしれません。
西日本リーグは「Paradox」の連勝がどこまで伸びるのかに注目です。
残りの対戦を見ると現在東日本リーグ2位の「Vivid Colors」、西日本リーグ2位の「ねこの惑星」との対戦が残っており、連勝が続くのか、強豪チームが待ったをかけるのかがポイントになります。
さらにその先のプレイオフを見据えると通過順位が重要になります。
「パラマストーナメント形式」とは?
プレイオフはパラマストーナメント形式で行われます。
パラマストーナメント形式ではリーグ通過順位1位、4位、5位、8位と2位、3位、6位、7位でトーナメントを組み、5位(6位)チームと8位(7位)チームが戦い、その勝者が4位(3位)チームと対戦、その勝者が1位(2位)チームと対戦するという方式なので、仮に8位通過だとしても準決勝進出のチャンスはあります。
また、通過順位によっては戦わないチームも出てくるので対戦成績的に苦手なチームがあれば、わざと避けて別々のトーナメントに入るという戦略もあるかもしれないので、通過順位を巡る全チームの動きにも注目です。
また、東日本リーグ、西日本リーグ内でトーナメントを組むので、同一リーグのチームに対して良い成績を収めているチームがプレイオフでは有利になります。
同一リーグとの対戦に注目するとプレイオフで勝ち残るチームを見抜けるかもしれません。
リーグ後半戦の注目チームを紹介!
さらに、リーグ後半戦を見ていく中で面白い戦い方に注目しているチームを紹介します。
先ずは現在西日本2位の「ねこの惑星」です。
このチームはPFを使うプレイヤーが2人、PGを使うプレイヤーが1人という珍しい編成で戦っています。PFは黒澤とバードを使用しており、ゴール下をゴリゴリ攻略しながら最後はダンクでフィニッシュする戦い方が見ていて爽快です。
相手のスコアラーが動きの速いスピードタイプだとディフェンス時に振り切られてしまうこともありますが、最後のブロックで失点を防ぎつつ、より高いスコアリング力で上回っていく戦い方に注目です!
「ねこの惑星」がインサイドでの得点を主体に戦っているのとは対照的に、アウトサイド主体で戦っているチームもあります。現在東日本リーグ4位の「王様達」です。
チームの構成はSGアイリーンが2人にC1人という変則的な編成です。
SGが2人いるのでいつでもアウトサイドからのシュートが狙えるという利点を最大限生かしながら、パスをチームで回し、フリーでアウトサイドシュートで得点を重ねる戦い方はFのドライブ主体で戦うチームが多い中一味違った戦い方です。
ここまで、チームに注目して後半戦の注目チームを紹介してきましたが、プレイヤーに焦点を絞ると西日本リーグ4位「オムちゅ会」のオムちゅに注目です。
オムちゅはPFバーバラを主に使用しながら、チームの得点の約8割を量産する絶対的エースプレイヤーです。
パスをもらったら一直線にダンクを目指していくプレイには是非注目して見てください。
そして、使用キャラクターに注目すると先日ゲームに登場したCジェイクの使用に注目です。
前半戦ではチームCとして採用しているチームもありましたが、試合途中に別のCキャラクターに変更するプレイヤーもいました。
ジェイクがゲームに登場してから徐々に時間も経過しているので、使いこなせるチーム、他のキャラクターを選ぶチームが後半戦はある程度固まっていくことが予想されるので、これからジェイクを使ってみたいと思うプレイヤーは後半戦でジェイクを使っているプレイヤーの操作を見ると参考になるのかもしれませんね。
さて、ここまでリーグ戦の前半を振り返りつつ、後半のリーグ戦そしてプレイオフを展望してきましたが、最後にここまでの前半戦64試合の中で最も熱かった試合を取り上げたいと思います。
予選1位通過チームの激突!勝敗の行方は…?
その試合はリーグ戦初日に行われた「Paradox」VS「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」の予選1位通過チーム同士の対戦です。
第1ゲーム「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」のオフェンスからゲームがスタートします。
十兵衛が操るSFニーナのジャンプショットで先制しますが、「Paradox」もふぁんでるがプレイするSFルカのショットですぐさま追いつきます。
このゲーム勝敗を分けたのはCの得点でした、アウトサイドのプレイヤーから絶妙なパスが供給される場面が両チームあったのですが、それを得点につなげることができた「Paradox」のCメイソンを操るPawooNと、ブロックをくらい点数につなげられなかった「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」のCillの得点差がそのままチームの差となり、第1ゲームは13-8で「Paradox」が取ります。
第2ゲームは両チームのディフェンスが光る守り合いのゲームになります。
序盤お互いのアウトサイドプレイヤーのドライブを徹底的に守りながら、隙があればスティールを狙いあう中でロースコアの序盤になります。
ただその守り合いの中で「Paradox」のチカーノが18秒ルールギリギリで3Pを決めます。
その後はお互いにパスの中からジャンプシュートを決める一進一退の攻防で進みますが、最後までの3点差を詰め切れず12-9で「Paradox」が2ゲーム連取します。
第3ゲームは後が無くなった「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」のSFニーナをプレイする十兵衛のスコアリング能力が輝きを放ちます。
第2ゲーム同様お互いのディフェンス力が高く発揮され中々得点が入らない状況の中で、SFニーナが苦しい体制からのショットを決めていきます。
また、Cillがリバウンドをことごとく抑えることでチームのオフェンスチャンスを増やしていきます。
「Paradox」も厳しい守備で応戦しますが、リバウンドを奪えずディフェンスに回る時間が増えてしまい、得点チャンスが巡ってこない展開になってしまい、このゲームは14-11で「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」が1ゲームを取り返します。
第4ゲームは後半激しい得点合戦になっていきます。
序盤は守り合いが続くのですが、試合時間2分30秒を切った所から激しい打ち合いへと変化してきます。
「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」がパスからのジャンプシュートを決めると、「Paradox」もドライブからのシュートで応戦します。
その中で、「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」がオフェンスでCillに絶妙なパスを通し加点したのに対し、「Paradox」はドライブからのシュートがブロックをくらってしまうターンがあり、点差が4点に開きます。
その後、「Paradox」もアウトサイドからのシュートを決めて2点差に追いすがりますが、「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」がそのまま逃げ切りゲームカウント2-2のタイに持ち込みます。
勝利をかけた第5ゲームはお互いの意地がぶつかり合います、お互いに得意とするオフェンスを思い切りぶつけていきます。
「Paradox」が個人技でドライブからのシュートを決めると、「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」がパスからワイドオープンを作りシュートを決めていきます。
お互いに得点を重ねるなかで「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」のシュートに妨害を入れて外したリバウンドからのオフェンスで「Paradox」がドライブを決め混戦から1歩抜け出します。
「いんふぇるのえくすかりばーしんふぉにー」はエース十兵衛にボール集め、3Pシュートで差を詰めますが、最後は「Paradox」が上手くオフェンスで時間を使いながら、点差を詰めさせず14-12で第5ゲームを取り、この試合勝利を収めます。
お互いに固いディフェンスとチームの個性を生かしたオフェンスが見られた非常に白熱した試合でした。
お互いリーグでは上位に位置しているのでプレイオフ以降での対戦もあるかもしれませんね。
その時どんな戦いになるのかも注目です!
全試合を公式YouTubeチャンネルで配信中!
この試合以外にもすべての試合の動画がシティダンク2の公式YouTubeチャンネルにアップされているので是非チェックしてみてください!
リーグ戦の後半は7月25日(土)、8月1日(土)に開催されます。
ゲーム内では応援イベントも開催されているので、是非チェックしてください!
以上、シティダンク2全日本大会リーグ戦前半戦レポートでした。